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Session30
- 会員のための、クラブを越えたロータリーの会合
1. 都市連合会(Intercity Meeting / IM)
近隣都市のクラブが集まって開かれるロータリーの会合です。会員全員参加のこの会合の目的は、各クラブの特徴やプログラムなどを共有し、会員相互の親睦と知識を広める、さらに会員にロータリー情報を伝え、奉仕の理想を勉強することです。決議や決定はありません。
2. 地区研修・協議会
目的(地区研修・協議会、指導者用手引き)
地区研修・協議会の目的は以下の通りです。
- ・次期クラブリーダーが次年度に備え、チームの協力体制を整える。
- ・ガバナーエレクト、次期ガバナー補佐、次期地区委員長が、クラブのリーダーシップチームとの協力関係を築き、
鼓舞激励する。
手続要覧(16.020)
- ・多地区合同で開催することもできる地区研修・協議会は、必要な技能、知識および意欲を持つロータリークラブの指導者を育成し、会員基盤を維持、および(または)増強し、それぞれの地域社会をはじめ他の国の地域社会のニーズを取り上げたプロジェクトを実施して成功させ、プログラムへの参加と資金寄付を通じてロータリー財団を支援するために、なるべく3月、4月、5月のいずれかの月に、毎年開催されるものとする。
- ・ガバナーエレクトが地区研修・協議会に対し責任を持つものとする。地区研修・協議会は、ガバナーエレクトの指示および監督の下に、計画、実施されるものとする。
- ・地区研修・協議会に出席を要請されるのは、次期クラブ会長と次年度に重要な指導者の役割を務めるために次期会長により指名されたクラブの会員である。
2017年地区研修・協議会出席義務者
部門の構成 | 出席義務者 |
---|---|
(1)会長部門 | 次年度クラブ会長 |
(2)幹事部門 | 次年度クラブ幹事 |
(3)クラブ奉仕部門 | 次年度クラブ奉仕担当者 及び 次年度会長エレクト |
(4)公共イメージ部門 | 次年度広報雑誌担当者 |
(5)会員増強・維持・R家族部門 | 会員増強各担当者 |
(6)職業奉仕部門 | 次年度職業奉仕担当者 |
(7)社会・国際奉仕部門 | 次年度社会・国際奉仕担当者 |
(8)青少年奉仕部門 (ローター・インターアクト、青少年交換を含む) |
次年度青少年奉仕 /青少年交換担当者 |
(9)ロータリー財団部門 | 次年度ロータリー財団担当者 |
(10)米山奨学部門 | 次年度米山奨学担当者 |
(11)研修部門(R情報を含む) | 次年度クラブ研修リーダー(R情報委員長) |
(12)新会員部門(1~2年) | 新会員 |
3. 地区大会
地区大会の目的は、経験豊富なロータリアンから新会員まで、あらゆるレベルのロータリアンにロータリーへの参加を高めてもらうことです。会員、クラブ、地区による優れた活動を紹介してモチベーションを高め、さらなる奉仕活動、財団支援へとつなげていきましょう。また、地区大会はクラブレベルを超えたロータリーのビジョンについて学び、思い出に残る親睦を経験する絶好の機会ともなります(My Rotary)。
手続要覧(16.040)
ガバナーと地区内クラブ過半数の会長の合意によって定められる時および場所において、地区内ロータリアンの大会を毎年開催するものとする。地区大会および地区立法案検討会はその地区内の重要な事柄について推奨案を採択することができる。
国際ロータリー第2780地区 2016-2017年度 地区大会報告書から。
第1日
- ・RI会長メッセージ(RI会長代理)
- ・会長・幹事会
地区大会決議案採択
地区決算報告
各種委員会報告 - ・地区指導者育成セミナー
第2日
- ・RI会長メッセージ(RI会長代理)
- ・本会議
地区大会決議採択 - ・記念講演会等
4. 国際大会(International Convention)
目的(ロータリー章典 57.010)
国際ロータリー年次大会の主たる目的は、国際レベルにおいて、全ロータリアンを刺激、鼓舞、激励し、かつ情報を与え、ならびに組織の長期目標を進展させるためのフォーラムとしても機能することである。年次大会はまた、当組織の年に1度の業務会合でもある。
開催日程
2017年6月10–14日:Atlanta(アメリカ)
2018年6月23–27日:Toronto(カナダ)
2019年6月1–5日:Hamburg(ドイツ)
(2017年4月12日)