ロータリーの特別月間 3月

水と衛生月間

2014年10月RI理事会は、重点分野である「水と衛生月間」である3月を、地域社会における安全な水の公平な提供、衛生設備や衛生状況の改善、持続可能な水設備と衛生設備の設置、資金調達、維持管理を地域住民が行っていくための能力向上、安全な水と衛生の重要性について、地域住民の認識を高めるためのプログラム支援、水と衛生に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間としました。

ロータリー財団の重点分野

3月22日は国連「世界水の日」(World Water Day)

毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日」です。1992年12月に国連総会で定められた「世界水の日」は、水が大切であること、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界中の人々と一緒に考えるための日です。「世界水の日」 には世界の様々な国で水の大切さを人々に知ってもらうための会議やセミナー、展示会が開かれています。

2030年に向けての国連の取り組み

2015年9月25日-27日、国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」として、17の目標からなる「持続可能な開発目標」が採択されました。

目標6:すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

2015年の時点で、改良飲料水源を利用する人々の割合は1990年の76%から91%へと増大しています。しかし、トイレや公衆便所など、基本的な衛生サービスを利用できない人々も25億人に上ります。毎日、予防可能な水と衛生関連の病気により、平均で5,000人の子どもが命を失っています。水力発電は2011年の時点で、最も重要かつ広範に利用される再生可能エネルギー源となっており、全世界の総電力生産量16%を占めています。利用できる水全体の約70%は灌漑に用いられています。自然災害関連の死者のうち15%は、洪水によるものです。

世界の水の危機

9億人もの人々が汚れた水を飲んでいる!

世界保健機構(WHO)と国連児童基金(UNICEF)が作成した推計(2010年)

各国の水資源消費量(1日、1人あたり)

水資源の用途

世界から水をかき集める日本!(仮想水:バーチャルウオーター)

(2017年3月1日)

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