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- Session13 ロータリーの特別月間 10月「経済と地域社会の発展月間」
Session13
- ロータリーの特別月間 10月「経済と地域社会の発展月間」
ロータリーの特別月間 10月
経済と地域社会の発展月間
2014年10月RI理事会は、重点分野である「経済と地域社会の発展月間」である10月を、貧困地域の経済発展を目的とした、起業家、地域社会のリーダー、地元団体を含む地域ネットワークの向上、雇用創出、支援が行き届いていない地域社会での貧困の削減、経済と地域社会の発展に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間としました。
重点分野とロータリーの使命との関連性
ロータリーの重点分野は、「ロータリーのロータリー財団」のRI戦略計画と未来の夢計画における不可欠な要素です。
RI戦略計画
RI戦略計画の一目標である「人道的奉仕の重点化と増加」は、6つの重点分野で構成されています。
ロータリアンは、これらの分野ならびにその分野における革新的プログラムの数多くの機会について検討するよう奨励されています。
ロータリー財団の 「未来の夢計画」 と ロータリーの補助金
重点分野は、ロータリー財団未来の夢計画に欠くことのできない分野で、ロータリアンは、ほかのロータリークラブと地区や協力組織と手を組み、持続可能で、成果を具体的に測ることのできる大規模なプロジェクトのために補助金を活用します。
新しい補助金制度
国際財団活動資金(WF)
ロータリー財団への年次寄付の総額と恒久基金運用利益の総額の合計の50%が充てられます。
対象はロータリー財団6重点分野に限ります。
- ① 平和と紛争予防/紛争解決
- ② 疾病予防と治療
- ③ 母子の保健
- ④ 水と衛生設備基礎教育
- ⑤ 識字率向上
- ⑥ 経済開発と地域開発
新地区補助金(DDF)
重点分野|My Rotary - www.rotary.org/ja/areasoffocus
補助金を申請する|My Rotary - www.rotary.org/ja/grants
「活動する地域社会:効果的なプロジェクトのための手引き」(605)
収入源と預金
1億9000万人の人々がマイクロクレジット(小口融資)の資金を利用しています。
あなたにできること
- ・ 小口融資機関と提携し、モバイル・バンキング(携帯電話を利用した銀行業務)の開発を推進する。
- ・ 携帯電話を利用して預金や送金ができれば、発展途上の地域社会における銀行利用者を増やすことができる。
- ・ 地域単位で融資が提供され、金融インフラが整うよう、地元の小口融資機関と提携する。
雇用機会の創出と起業の支援
世界で14億人が(その半数近くは職を持っているにもかかわらず)1日1ドル25セント以下の生活費で暮らしています。
あなたにできること
- ・ 組合員に対して研修、合弁事業、資産の所有権を提供している協同組合と提携する。
- ・ 地元経済の生産性と販売力を高めるため、協同組合に機材や物資を提供する。
- ・ 発展途上の地域社会のビジネスのリーダーに、ビジネスプランの作り方や正確な会計を維持する方法を教える。
職業研修チームを派遣する。 - ・ 地元の非営利団体における職業研修の機会を充実させる(職業斡旋プログラム等も併せて提供する)。
(2016年10月12日)